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他の農園とちょっと違う所

農園は、他の農園と少し違った方法で栽培、出荷を行っています。
その方法は、次の2つです。

1、有袋栽培

  これはラ・フランスの果実に袋を掛けるもので、昔から、輪門病の予防として、多く使われてきました。しかし最近他の農園や、他の産地などでは、袋を掛けない無袋栽培が広く普及しています。そこでは、袋を掛けないことによって太陽の恵みを一身に浴びた果実になるといっています。
でもみなさんなにか忘れていませんか?
 おいしい果物を作る上で、病害虫防除(農薬散布)は、欠かすことの出来ないものです。もし果実に袋がかかっていなかったらどうでしょう?果実に直接農薬がかかってしまっているのです。また、果実が外にむき出しになっているということは、果実を食べる病害虫の格好の餌食になってしまうわけです。その結果病害虫防除(農薬散布)の回数を増やさないといけなくなるわけです。
その点、有袋栽培の場合、袋が果実を農薬や、病害虫から守ってくれているのです。それはつまり果実自体に農薬がかからず衛生面で安全で、また病害虫防除(農薬散布)の回数を無袋栽培に比べて減らせるのです(つまり減農薬栽培ができる)。
 ではなぜ、このように、いい事があるのに、他では有袋栽培が広がっていないのでしょうか?
これは、一概には言えることではないと思いますが、やはり、面倒だということが一番ではないでしょうか。一つ一つの果実に袋を掛けていくのはとても大変な重労働です。ましてや現在、無袋栽培でも他の農園では十分栽培して販売してるとなれば、その労働力を考えると無袋栽培をするのは当然かもしれません。
 しかし当農園では、開園当初からの理念であるお客様に美味しくて安全な果物をお届けする。
を実践するために、有袋栽培を続けています。そのため他の農園に比べ若干価格の面でお客様にご不便をおかけしていますが、当農園の理念をご理解の上よろしくお願いします。


2.木毛(もくも)詰めによる出荷


 皆さん、現在店頭に並べられている果物をご覧になったことがありますか?
たいていの果物はソフトパックと呼ばれるスポンジ状の一つ一つのくぼみに果物が並べられているかと思います。現在主流になっている箱詰方法で、箱を開けると一つづつ綺麗に並べられています。
しかし当農園では、洋梨に限っては違った次のような荷造り方法で、お客様のもとにお届けしております。
手順一、
 果物を薄手の白色のやわらかい紙と、緑色の厚手の紙の2枚で包みます。
手順二、
 ダンボールに木毛(木をこまかく、大根のつまのように削ったもの)を敷き、さきほどの紙で包んだ果物を木毛で包み込みそれを一つ一つダンボールに敷き詰めます。さらに、その上に又木毛を詰め、あとは上を閉じて発送。

木毛詰めのメリットは次の四つほどあります。
一、果物を木毛で包むことによって輸送中での衝撃から守る。
二、木毛には、殺菌作用があり、腐食の防止。
三、寒い所(東北地方)から暖かい所(関東以南)に輸送する際に
   果実の表面に発生する大量の汗を、木毛が吸収してくれる。
四、ダンボールや紙、木毛といった果物以外のものは全て燃えるものとして処分できる

このようなに、現在の主流ではなく独自の手順を踏んでいるのには当農園のお客様に美味しくて安全な果物をお届けする。という考えによるものです。
ラ・フランスは、他のリンゴや、桃と違って形が円形ではなくひょうたんのようなデコボコした形をしています。したがってどうしても今のままでは、果物が安定しない恐れがあります。また、ラ・フランスは、極端に皮が薄く非常に押し傷に弱いという特徴があり、出荷には細心の注意が必要になってきます。そこで、当農園では、上の手順を踏むことによってお客様のもとへ確かな商品をお届けしようと考えています。